最近、「イケメン落語家ブーム」なるものが噂されているように思います。
確かにイケメンは増えた。増えましたが、ブームとなるとちょっと違う気がします。
寄席やホール落語を見る限り、イケメン落語家ブームというのはまだ来ていないような。
何だか、また、例の、マスコミ主導の「落語ブーム」が作られそうで怖い。
別にあたくしが怖がる必要なんざ、ないんですが。
で、その「イケメン落語家」の一人に、柳亭小痴楽さんがいらっしゃいます。
確かにイケメンです。
が、この人、先代の柳亭痴楽さんのお子さんだったはず。
んで、その先代の柳亭痴楽といえば、「顔の破壊しつくされた顔の持ち主」と自ら言って笑いをとっていたような。
破壊しつくされた顔の持ち主の息子が、イケメンってんじゃぁ、なんだか腑に落ちねぇなぁ。
なんて思っていたら、これはあたくしの勘違いでした。
今の柳亭小痴楽さんは、5代目柳亭痴楽師匠のお子さん。
「破壊しつくされた顔の持ち主」の柳亭痴楽師匠は4代目なんですって。
昭和の演芸については、ほぼ耳年増です。
ですから、こういう間違いが起こる。
気をつけないといけませんね。
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