とりあえず前半部分。
祐乗、光乗、宗乗三作の三所もの。並びに備前長船の則光、四分一ごしらえ横谷宗岷小柄付きの脇差し
なるほど、分かるような分からないような。
解説
祐乗・宗乗・光乗 三作の三所物
これは後藤四郎兵衛家という室町~江戸にかけて御用達の彫金を家職としてきた職人一家の、それぞれ初代・二台・四代のこと。江戸時代には大判の鋳造もしたんだとか。
三所物(みところもの)とは、刀剣の付属品である目貫・笄・小柄の3種のこと。
備前長船の則光
備前長船則光とは鎌倉時代の備前の刀工の一人。
四分一ごしらえ横谷宗岷小柄付きの脇差し
四分一というのは長さじゃないんだそう。ずっと「四分の一」、つまり短い脇差しのことだと思っていたのですがそうではなくて。銅 3に銀1を混ぜた日本特有の合金のことなんだそう。
横谷宗岷は江戸中期の彫金師。先述の後藤家の下職なだったそう。この宗岷は江戸町彫の宗と言われるくらいすごい技術の人だったんだとか。
続きはまた来週。
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